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【草花散歩】レポート 2018年2月

【2月】練馬・牧野記念庭園に植物学の父とセツブンソウを訪ねて
(東京都・練馬区)

草花博士の清右衛門さんとめぐる草花散歩、2018年2月は「牧野記念庭園」を訪れました♪ セツブンソウ・ユキワリイチゲ・フクジュソウを中心にめずらしい植物を沢山観察できました(^ ^)また、植物学の父・牧野富太郎の生き方を知ることが出来たのも大変貴重な経験でした。講師、清右衛門さんのレポートをご紹介します。

草花散歩講師レポート

本日は、ハルメク草花散歩・牧野記念庭園の巻 3回目でした!

2月は日本の植物学の父・牧野富太郎が最晩年を過ごした東大泉の家に作られた「牧野記念庭園」を訪ねました。標本を作ることはもちろん、手元に植物を置いて観察することの大切さを説いていた富太郎のコレクションによるさまざまな植物が植えられています。今回はセツブンソウ、ユキワリイチゲ、フクジュソウと3つのスプリング・エフェメラル(※)を主役に博士の庭を散策しました。今日はニシキマンサクも咲いて、春の訪れを実感しました。

(※スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)は、春先に花をつけ、夏まで葉をつけると、あとは地下で過ごす一連の草花の総称。春植物(はるしょくぶつ)ともいう。直訳すると「春のはかないもの」「春の短い命」というような意味)

後半は大泉の原風景を巡ってさらに歩きます。住宅地を抜けるとキャベツ畑に屋敷林に囲まれた農家や雑木林が残っていますし、坂道を下れば荒川の支流・白子川の源流域で、湿地の名残をとどめるマルバヤナギの大木がそびえていました。湧き水由来の川の水は澄んで、カルガモやカワセミなどが羽を休めています。川底の砂利は遠い昔に多摩川が運んだ武蔵野礫層です。この礫層が湧水を運ぶ役割を果たすわけで、大泉の植生の縁の下の力持ちなのです。

富太郎に始まって砂利に終わる…少しマイナー場所ならではの新しい発見に満ちた草花散歩でした♪

来月の草花散歩は鎌倉の長谷を訪れます。ご参加お待ちしております
【草花散歩について詳しくはこちらをご覧ください】


清右衛門の草花散歩講師紹介

清右衛門の草花散歩講師紹介

草花散歩講師

清右衛門(せいえもん)

造園家・樹木医。1980年生まれ。千葉大学園芸学部卒。草花はもちろん、土地の歴史や地形にも詳しいハカセです。2014年からハルメク講師として活躍。豊富な知識と明るい性格で大人気です。