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【草花散歩】 2018年4月(皇居)

【4月】春らんまんの皇居
(東京都・千代田区)

平成30年度、記念すべき第一回目は春らんまんの皇居を訪れました!
春の皇居といえば桜をイメージされる方が多いかもしれませんが、じつは他にも見どころが沢山あります!
初夏のような気温のおかげで、クルメツツジの植え込みが満開に。まぶしいほどの鮮やかさで、みなさん「すご~い!きれいね~!」と大盛りあがり(^ ^)撮影を楽しまれていました。
今では絶滅危惧種に指定されているキンラン・ギンランも沢山咲いており、「ここにもあった~!」とみなさん熱心に観察されていました。
他にも、シャガやオドリコソウの群生が見事で、あげればキリがない位たくさんの草花を観察できました。

草花散歩講師レポート

▲北の丸公園のモミジ

平成30年度最初の草花散歩は、どなたでも足を運びやすく、たくさんの植物が楽しめる皇居東御苑と北の丸公園を訪れました。当初の告知では、八重桜の一つ「御衣黄」を見に行く予定でしたが、予想外の高温で下見の段階でほとんど咲き終わっており、かえって5月の花々が咲いていました。予定は狂いましたが、見るのが追いつかないほどの花を堪能することができました。

まずは、丸の内南口に集合して、新しくなった東京駅前の広場から行幸通り、丸の内仲通りを歩きます。行幸通りには、ハルジオンやイヌガラシなどの「雑草」の花盛り。定番のカラスノエンドウとともに、花が小さいスズメノエンドウ、カスマグサも見られ、3種類を見分けるいいチャンスでした。

▲(左)カラスノエンドウ(中)カスマグサ(右)スズメノエンドウ

大手門から東御苑に入ると、二の丸雑木林に向かいます。雑木林では、キンラン、ギンラン、エビネ、チゴユリ、カマツカ、ヤマツツジなど雑木林らしい花々が次々にみなさんをお出迎え。とくにヤマツツジは通りかかる外国の観光客の方々も珍しいらしく記念撮影に興じていました。

▲キンラン

▲ギンラン

▲エビネ

二の丸庭園もまさに百花繚乱。一面に咲くシャガにフジ、シラン、ヤマブキ、コウホネなど庭のあちこちに花がありました。圧巻は、一面のクルメツツジの植え込みで、これには歓声があがりました。

▲シャガ

▲クルメツツジ

パレスビルの「アラスカ」で昼食をいただいた後は、北の丸公園に移動して、もうすこしのんびりと植物観察です。すこし地味ですがニシキギやクサイチゴ、セリバヒエンソウ、カントウタンポポなどが咲いていました。とくにオドリコソウの群落は見事で、この周辺の緑が長きにわたって保たれてきたことがよくわかります。あまり行かない公園の端からは千鳥ヶ淵が望め、土手にはノアザミ、日陰にはハナイカダが咲いていました。

▲ニシキギ

▲セリバヒエンソウ

八重桜こそ逃しましたが、それに負けず劣らず花三昧の1日を満喫しました。次回は、横浜の港北ニュータウンの雑木林(と、中世の城跡)を訪れます。

【草花散歩について詳しくはこちらをご覧ください】


清右衛門の草花散歩講師紹介

清右衛門の草花散歩講師紹介

草花散歩講師

清右衛門(せいえもん)

造園家・樹木医。1980年生まれ。千葉大学園芸学部卒。草花はもちろん、土地の歴史や地形にも詳しいハカセです。2014年からハルメク講師として活躍。豊富な知識と明るい性格で大人気です。